現在、日本で買える仮想通貨一覧

現在、日本で買える仮想通貨一覧

Photo by Zach Copley

Pocket

現在、世界中の仮想通貨の総数は1,000種類以上あると言われています。しかし、日本国内で購入できる仮想通貨となると、その種類はかなり限定されます。

そこで、現在日本国内で購入可能な仮想通貨を紹介します。仮想通貨の口座開設の前に確認しておく事をおすすめします。

ビットコイン

言わずと知れた仮想通貨の代名詞「ビットコイン」は、稼働開始時には思いもよらない成長をとげて、今では1BTC200万円もの価値がついています(当初は1円にも満たない価値でした)。2017年末には、シカゴ・オプション取引所などで先物取引が開始されています。

世界初の仮想通貨であり、P2P技術を用いたブロックチェーン技術など後発の仮想通貨の根本的なシステムによって成り立っています。日本でもビットコインでの決済を導入している店舗が次々に登場していますが、外国では以前からビットコインによる決済が導入されています。

成長の影には、金融危機などで預金資産を逃がすための場所として注目されているという部分もあります。管理組織・国家が存在しないため、非中央集権的な貨幣として世界中の人が注目しているのです。

ビットコインキャッシュ

「ビットコインキャッシュ」は、2017年8月のハードフォークによって誕生した新しい仮想通貨です。基本的な構造は分裂元であるビットコインと同じですが、ブロックサイズが大きいなどシステム上の違いがいくつか存在します。

人によっては「ビットコインの小さい単位(または大きい単位)」と、ビットコインと同一視していることがあります。しかし、ビットコインとビットコインキャッシュはもはや全くの別物であり、ビットコインでの決済が可能な店舗でもビットコインキャッシュでは決済できません(ビットコインキャッシュでも決済を受け付けていれば別ですが)。

数あるアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)のなかでは新参の部類であり、今後の動向が気になります。

イーサリアム

「イーサリアム」は、ビットコインに次ぐ仮想通貨として知られています。その最大の特徴は「スマートコントラクト」と呼ばれるシステムを利用していることです。

これは、ビットコインなどの仮想通貨が「仮想通貨の流れ」を記録するのに対して、イーサリアムではそれに加えて「取引内容」も追記できるということです。

例えば「○◯の条件を満たせば、☓☓を行う」といった、取引条件などです。これをブロックチェーンに追記することにより、改ざん不可能な取引内容の記録を残せるようになりました。

これにより、今までは第三者や中央機関などが介在しなければならなかった取引についても、スマートコントラクトを利用することで二者間で容易に行えるようになったのです。

イーサリアムクラシック

「イーサリアムクラシック」は、読んで字のごとく「古いイーサリアム」と言えます。イーサリアムは過去に大きな事件に巻き込まれており、その修正のためにアップデートを行いました。

この時、アップデート前後の互換性を失わせる「ハードフォーク」が多数派だったのですが、互換性を残す「ソフトフォーク」の派閥もあり、少数派が立ち上げたのがこのイーサリアムクラシックです。

リップル

「リップル」は、他の仮想通貨と比較して「管理会社が存在する」という大きな特徴があります。国際送金速度に力を入れており、Googleや世界中の銀行がリップルに注目しています。

ライトコイン

「ビットコインの弱点を修正した仮想通貨」として開発されたのが「ライトコイン」です。特に「送金速度」の改善に注目しており、より使いやすい仮想通貨を目指して開発されています。

モナコイン

「日本発の仮想通貨」である「モナコイン」は、日本発ということもあり日本国内で決済用に利用できる店舗が多い(仮想通貨としては)のが特徴です。ただし海外ではあまり浸透していないため、それが課題となっています。

DASH(ダッシュ)

仮想通貨「DASH」は、高い匿名性と承認速度が特徴です。既に海外ではビットコインやライトコインに並んで決済手段として普及がスタートしています。送金特化の仮想通貨として覚えておきましょう。

NEM(ネム)

「NEM」は、頻繁に利用するとお得な仮想通貨です。マイニングへの参加で報酬(仮想通貨)が得られる他の仮想通貨と比較して、NEMは利用頻度に基づいて報酬が発生するという特徴があります。

Zcash(ジーキャッシュ)

「Zcash」は、匿名性の高い仮想通貨です。2016年に誕生したばかりの新参の仮想通貨なので、多くの投資家によって将来性が期待されています。

Monero(モネロ)

「Monero」は、同じく匿名性の高さが特徴の仮想通貨です。送信先や送信元を追跡することが極めて困難で、仮にハッキングしようものならビットコインの1,000倍のコストがかかるとも言われています。

Augur(オーガ)

「Augur」は、賭博の仮想通貨とも言われています。未来予測型の仮想通貨であり、イーサリアムのスマートコントラクトを利用しています。

Factom(ファクトム)

「Factom」は、マイクロソフト社が開発に関わっている仮想通貨です。「公証の文書保存」のために開発された仮想通貨であり、通貨としてよりも企業や役場の書類の保存などの目的で注目される可能性が高いです。

Lisk(リスク)

Factomと同じくマイクロソフト社が開発に関わっている「Lisk」は、匿名性が高いことが特徴です。イーサリアムとは対象的に情報をサイドチェーンに保存することにより決済速度が高まっていることも魅力です。

以上、「現在、日本で買える仮想通貨一覧」のまとめでした。

ビットコインで節税はできるのか?脱税になる? ビットコインで節税はできるのか?脱税になる? 先日、ビットコインが200万円の大台を超えたことに驚いていますが、これからもその価値を上げることに期待したいところです。 さて、ビットコインなどの仮想通貨は投機目的で利用している人が多く、仮想通貨で億万長者も夢ではありま […] この記事を読む 仮想通貨の税金はどうなる? ビットコインの税金は所得税のみ ビットコインなどの仮想通貨は、何倍、何10倍も利益が出る事があります。場合によっては、購入時には予測しなかったくらいの莫大な利益を上げることも夢ではないのですが、その際には「税金」の問題が浮上します。 そこで今回は、仮想 […] この記事を読む ブロックチェーンとは? ブロックチェーンとは? ビットコインには「巨大な台帳」があって全てのコインの取引が記録されています。これをブロックといいます。このブロックを1つのチェーンとして記録することで全ての履歴を把握しています。 この記事を読む

ブログランキング参加中!

ビットコインランキング
アクセスランキング